「Airtable のデータを顧客に見せたいけど、毎回エクスポートは面倒」「ノーコードでクライアントポータルが欲しいけど、Bubble は学習コストが高すぎる」——中小ビジネスでよく聞く悩みです。
結論からお伝えすると、Softr はAirtable / Google Sheets ベースのノーコード Web アプリビルダーです。コーディング不要でログイン付きの本格 Web アプリ・ポータル・メンバーシップサイトを構築できる SaaS。本記事では Softr が初めての読者の方に向けて、正体・料金・使いどころ・注意点を網羅的にお伝えします。
Softr の申し込みルート
| 申し込みルート | 状態 | アクション |
|---|---|---|
| 公式サイト(softr.io) | 稼働中 | 公式サイトへ → |
| 国内ASP経由 | 未整備 | — |
Softr とは?基本を5分で理解する
一言でいうと「データソース起点のノーコード Web アプリ」
Softr の特徴は、Airtable / Google Sheets / HubSpot などの既存データを「見せる」用途に最適化されたノーコードビルダー。テーブル・リスト・カレンダー・カンバン等のブロックを並べて画面を作り、ログイン認証・決済・メンバーシップを30分でセットアップできます。
Bubble との違い
Bubble は自由度型で何でも作れるが学習コスト高、Softr は用途を絞った代わりに30分で動くものができる。「カスタムロジック必要」なら Bubble、「データを見せる」だけなら Softr の方が大幅に速い。
開発元 Softr GmbH
2019年ドイツ(ベルリン)で創業、Mariam Hakobyan と Artur Mkrtchyan が立ち上げ。「Airtable のフロントエンド」というポジショニングから始まり、現在は本格的なノーコードプラットフォームへ進化中です。
Softr の中心となる3つの概念
- 1Data Sources——既存データの活用
Airtable / Google Sheets / HubSpot / Notion 等のデータベースをそのままアプリの裏側に接続できる。 - 2Blocks——画面構築のレゴ
テーブル・リスト・カレンダー・カンバン等100種類超のブロックを並べて画面構成。コード不要。 - 3User Authentication——会員制サイト
メール認証・Google ログイン・Stripe 決済を組み合わせ、メンバーシップサイトを構築可能。
Softr の主要機能
Softr が向いている人・向いていない人
- Airtable / Sheets 既存ユーザー
- クライアントポータル構築担当
- 会員制サイト・社内ツール
- 非エンジニアの個人事業主
Softr の代替ツール
Softr でできる主要な使い方
1. クライアントポータル
顧客ごとに専用のログイン画面を提供、Airtable のデータをパーソナライズして表示。代理店・コンサル業の納品プロセスを大きく効率化できます。
2. メンバーシップサイト
Stripe 連携で月額・年額課金、会員ランクごとに表示コンテンツを切り替え。オンラインスクール・コミュニティ運営の定番用途です。
3. 社内ダッシュボード
営業案件・在庫・タスクのリアルタイム可視化。Airtable で管理しているデータを、見やすいダッシュボードに再構成できます。
4. 求人・応募管理
求人掲載+応募フォーム+応募者管理を一気通貫で構築。HRテック企業のMVP として採用される事例多数です。
5. ディレクトリサイト
店舗一覧・人材データベース・物件情報など「リスト型サービス」の構築に向く。検索・フィルタも標準装備です。
6. MVP・プロトタイプ高速検証
新規事業のアイデア検証で「動くもの」を1日で作って顧客に見せる用途に最適。Softr → 本開発の段階移行も現実的です。
Softr の料金プラン
| プラン | 月額(円) | 原通貨 | ユーザー上限 | 主要機能 |
|---|---|---|---|---|
| Free | 無料 | $0/月 | 個人試用 | - 10内部ユーザー - 100外部ユーザー - Softrブランディング |
| Basic | 8,500円 | $59/月 | 小規模 | - カスタムドメイン - ブランディング除去 - 基本ブロック |
| Professional | 24,000円 | $167/月 | 中規模ビジネス | - 会員制機能 - 決済連携 - 5,000外部ユーザー |
| Business | 46,000円 | $323/月 | 本格運用 | - 50,000外部ユーザー - 高度カスタム - 優先サポート |
- 個人試用 → Free(Softr ブランディングあり)
- 小規模 → Basic $59/月(独自ドメイン・ブランディング除去)
- 中規模ビジネス → Professional $167/月(会員制・決済)
- 本格運用 → Business $323/月(50,000外部ユーザー)
Softr のメリット・デメリット
◎ メリット
- Airtable / Google Sheets の表データから、ログイン認証付きの本格的なWebアプリを30分で立ち上げられる手軽さ
- クライアントポータル・社内管理画面・メンバーシップサイトといった「データを見せる」用途に特化していて、用途が明確
- <a href="/tool/bubble/">Bubble</a> のような自由度型と比べ、学習コストが大きく低く、非エンジニアでも一日で操作を覚えられる
△ デメリット
- 自由度は <a href="/tool/bubble/">Bubble</a> や <a href="/tool/glide/">Glide</a> ほど高くなく、複雑なロジック・カスタムUIには向かない
- 料金が$59/月から始まり、Bubbleの無料プランや低価格帯と比べると初期コストが高め
- 本格的なネイティブモバイルアプリは作れず、レスポンシブWebに限定(ネイティブなら <a href="/tool/adalo/">Adalo</a> 等が選択肢)
メリットの深掘り
最大の強みはAirtable / Google Sheets の表データから30分で本格的なWebアプリを立ち上げられる手軽さです。クライアントポータル・社内管理画面・メンバーシップサイトに特化していて、用途が明確なので迷わない。Bubble のような自由度型と比べ、学習コストが大きく低いため、非エンジニアでも一日で操作を覚えられます。
デメリットの深掘り
自由度は Bubble や Glide ほど高くなく、複雑なロジック・カスタムUIには向きません。料金が$59/月から始まり、Bubbleの低価格帯と比べると初期コストが高め。本格的なネイティブモバイルアプリは作れず、レスポンシブWebに限定されます(ネイティブなら Adalo 等が選択肢)。
Softr に関するよくある質問
Q1. Bubble との比較は?
自由度なら Bubble、データ表示・ポータル特化なら Softr。詳細は Softr vs Bubble 比較 をご確認ください。
Q2. Airtable は必須?
Airtable / Google Sheets / HubSpot / Notion 等、複数データソースを選択可能。Airtable は最も統合度が高い選択肢。
Q3. 無料プランで何ができる?
10内部・100外部ユーザーまでアプリを公開可能。Softr ブランディングが入る代わりにフル機能を試せます。
Q4. ネイティブアプリは作れる?
iOS/Android のネイティブアプリ書き出しは不可。レスポンシブ Web + PWA が前提。ネイティブなら Adalo を検討してください。
Q5. 決済機能は?
Stripe 連携で月額・買い切り両対応。Professional プラン以上でフル利用可能です。
Q6. 日本語対応は?
UI は部分日本語対応、出力コンテンツは多言語対応可。日本語ドキュメントは順次拡充中です。
